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転職後の「あれ?」を予防

新勤務先に行ってから「あれ?こんなはずじゃなかった」ということは、転職にはつきものですが、こういうことは、医師看護師という職業の場合でも実際にあります。
医療従事者の場合、一般に比べ新しい職場に「請われて」という立場になるのが多いため、入職前の段階での話し合いで好条件を聞き、「あ、それならOK」と納得して、あとの確認をしないことが少なくないためです。

具体的には「当直手当別途支給」のはずが「年俸に含まれている」ことになっていたり、「学会・研修日が欠勤扱いになって、給与から差し引かれてしまう」、「拘束時間が聞いてたよりはるかに長い」などの、明らかに「違〜う!」という事例も少なくはないようです。

これには必ずしも経営側が悪意を持って騙したわけではなく、面接した担当者が記憶違いをしていたり、口頭で行った条件面での交渉内容を経営陣や人事・経理等に伝え忘れ、経営側は規定の条件で納得してもらったものと思い込んでいたケースも多くあります。(担当が院長レベルなんかでも油断は禁物)

条件の相違を申し出て、勤務先側の「勘違い」等ですぐに訂正されたならこれはめでたしめでたしですが、そうでない場合は困ったことになります。
「口約束も契約」になるので法律的に言えば契約不履行となり、立場は被雇用側に有利に思えますが、事後にその証明をするのは簡単ではないでしょうし、また証明できたとしても最低でも気まずくなるのは目に見えてますね。

もちろん「法律的に争うことがいけない」とは言いません。「泣き寝入り」なんていやですもんね。
でも簡単な予防をしておけば、そうなる確率はとても低くなります。

入職前に(見学や面接時に)かならず待遇面での規定を「書面にしたもの」(報酬規定・給与規定・就業規定等)をもらうこと。これが一番です。

それを要望して、もし「規定がない」というのなら(本来そういう事態があってはいけないが)、あなた用に作ってもらうようお願いすればいいです。そこでなお「そういった書面は出せない」というのであれば(特別そこで決めなきゃいけない事情がないなら)、その転職候補先はパスしておいた方がたいていの場合後悔しなくてすみます。


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